11月21日、青梅吉野梅郷で初となる梅の里再生チャリティイベントが行われました。梅の公園全伐採後初めての今春の吉野梅郷花まつりでは梅が無くなったことによる影響の大きさを改めて実感しました。この状況をなんとか打破しなくてはと企画したのが今イベント、梅郷そばを使っての世界記録に挑戦しようというイベントでした。
イベントの目的は現在の青梅の梅の状況を多くの方々に知っていただくこと、そしてこの地へ足を運んでいただき梅の里再生を応援いただきながら楽しんでいただくことでした。
イベントは梅が無いこの地を盛り上げようと始まった梅郷そばをカップに入れ3171杯(再生を願って「サイセイ」)を並べて世界記録の更新にチャレンジするというもの。企画、会議と重ねるうちにチャレンジの大きさに圧倒されるようになってきましたが、前日準備を迎えカップを並べる長机を運んだその数90台、他に3171杯分の梅郷そばの支度、お客様用の机、椅子、テントなど覚悟はしていましたが日が暮れるまでの大変な作業になりました。
当日、準備は万端、あとはお客様がどの程度参加していただけるのか・・・
皆の思いはそこだけでしたがその心配をよそに想定を大きく上回る約2000人の皆様が梅の公園へお越しいただき4時間かけて並べた3171杯の梅郷そばを召し上がっていただきました。
食べていただくまでに長蛇の列となってしまいお待たせしてしまった方々には申し訳なかったですが、このお客様の多さを見ながら梅が咲き誇っていた頃の梅の公園の賑わいを思い出しました。
この度のイベントには小さなお子様からお年を召された方まで本当に多くの皆様に参加していただきました。
梅の公園がここまで賑わったのは梅があった頃の梅まつり以来ではなかろうかと思います。皆様の青梅の「梅」再生への思いが形になったのではないかと有難く感謝しております。
ひとつずつ、これをきっかけに梅の里再生をより多くの皆様とともに協力しながら進めていきたい。改めてそう強く感じた一日になりました。
お越しいただきました皆様と共に、今回のこのイベントには本当に多くの関係者の方々のご協力をいただきました。
お手伝いいただきましたスタッフ方々、ご協力いただきました出店者の方々、ステージを盛り上げていただきました出演者の方々、すべてボランティアで成り立っています。
感謝の言葉しかございません。御礼申し上げます。
まずは第一歩
これからも梅の里再生へ皆様からの応援をいただきながらみんなで協力して再生を進めていきたいと思います。
有難うございました。
新聞各紙で取り上げていただきました。